郡山で夫婦カウンセリングをしている、となりのカウンセリング郡山の七海です。
『そんなつもりで言ったわけじゃないのに、妻が言葉をネガティブに受け取り、酷い時だと怒りをぶつけてくる。
この結婚生活がずっと続く未来を想像すると不安になる。』と結婚生活15年の旦那さまがご相談にいらっしゃいました。
では、奥さまがどんな言葉に対してネガティブな反応を示すのか?
・旦那さま)『〇〇しておいたよ』→奥さま)『えらそうに』
・旦那さま)『それちがうよ?』→奥さま)『私のすることを否定しないで』
・旦那さま)『気にしなくていいんじゃない?』→奥さま)『気にしてしまう私はおかしいってこと!』
など、
旦那さまは、【役に立ちたい】【失敗しないようにアドバイスしたい】【元気になってほしい】 と思って言ったことが、
奥さまの感情を刺激する結果になってしまい、『もはや何を言えばいいのかわからない・・。』 と憔悴しておりました。
奥さまは、どうして旦那さまの言葉をネガティブに受け取るのか?
後日、奥さまにお話を聞くと、
過去に旦那さまは仕事が忙しく、ほぼ1人で育児をしてきたため、頼れる人がいなかった時の
感情(孤独感・不安・寂しさ)を思い出してしまい、ねぎらいの言葉や思いやりの言葉をかけられても
『あの時、助けてくれなかったくせに』という感情が湧いてくるとのことでした。
同時に『わたしをフォローしようとしてくれる夫に申し訳ない』『私って大人げない』という気持ちもあると・・・。
もう夫のことを許してあげたい反面、許そうとすると逆に怒りがこみ上げると困っている様子でした。
《許す感覚を作る方法》 頭の中で『夫を許す』という言葉を作っても、ネガティブ感情は消えません。
どうすれば良いか、
まずは自分を認める言葉を作り声に出してみましょう。
『わたしは協力してもらいたかったんだね』 『子供との時間を作って欲しかったんだね』 など、
これは自己受容しやすい言葉なので、受容した分だけ自分の心に余裕ができ、その余裕ができた分
旦那さまを受け入れる キャパを作ることができます。
自分の心に余裕ができた分、旦那さまを許す余裕が出来ます。
すると『あの時、助けてくれなかったくせに』という旦那さまへの負の感情が、
『気遣ってくれてありがとう』という感謝の感情に変わりやすくなります。
それでも、変わらない場合はお話に来てください(^^)
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