DV,モラハラをする方の意識

福島で夫婦カウンセリングをしている、となりのカウンセリングの小林です。  

 

男性、女性共に【特権意識】というものが存在します。

旦那さまの場合 『男性である自分の方が優れているので、女性である妻よりも優遇されるべきである』という錯覚です。

・奥さまに身の回りのことをしてもらう権利

・家族のだれよりも優先される権利

・性的欲求を満たしてもらう権利

など

DV,モラハラする方はこのように歪んだ 特権意識を持っています。

パートナーが、この権利が満たすことを してくれないと、『相手は罰を受けて当然』と考えます。

 

『僕が仕事で遅く帰ってきても起きて待っていてくれないのですよ。主婦なのに外で働いて疲れて帰ってくる 夫を

 待つのは当たり前ですよね。こんな当たり前のことが出来ないから僕が厳しく指導しているのですよ』  

 

この思考の背景にあるのが【夫は優先されて当然】という特権意識です。

これに【暴力・暴言容認思考】がプラスされて、『なんでやってないんだ』と怒鳴り散らしたり、

物に当たる等の DV,モラハラ行為に発展します。

なお、DV,モラハラするのが奥さまの場合は

 

『自分は女性だから大切にされた当然』

・夫から『きれいだね』『かわいいね』と言われる権利

・欲しいものは買ってもいい権利

・夫へ多少きついことを言ってもよい権利

など

 

という特権意識を持っています。  

 

自分の行為に焦点を当て、変えることが出来ない他人の言動を変えようとするところに、人間関係の破壊が

起こります。

パートナーは自分の都合のいいようにはやってくれないという意識を持つことが、関係改善のベースとなってきます。

 

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