人の機嫌が悪いのは自分のせい?

仙台でカウンセリングをしている佐々木です(*^-^*)

誰かの機嫌が悪い時や怒っている時に「自分のせいなんじゃないか…?」と心配になること
はありませんか?
親や職場の上司・同僚、恋人やパートナーなど、一緒にいる時間が長い人に気を遣ってしま
うと苦しくなりますよね。
誰かの機嫌の悪さが「自分のせい」になってしまうのは、人の感情の動きに敏感なHSPの
方に多い考え方です。
「自分の行動が悪かったのかな…」
「なにか気に障ることを言ってしまったのかも…」など
HSPの方は、自分が直接何かした覚えがなくとも、人に不快な思いをさせたり、「気を悪
くするような言動をとってしまったのかも」と思い込んでしまいます。
この考え方や感情に振り回され、疲れてしまいカウンセリングに来られる方もたくさんいら
っしゃいます。
しかし、ほとんどのケースでは、相談に来られる方が原因となっていることはありません。
人の機嫌を気にし過ぎていたり、思い込み過ぎていたりする場合が多いのです。
この考え方を手放すためには、自分のHSP気質を理解することが大切です。
たとえば、職場の上司がイライラしている様子を見たとします。
HSPの方は「どうしたのかな」「自分がイライラさせている」など、どうしても自分に原
因があるかもしれないと考えてしまうでしょう。
しかし、自分がHSP気質であり「他人の感情を受け取っている」と理解していれば
「あぁ、今私は気にしすぎているんだ」と考え直すことができます。
自分の気質を受け入れ「考えすぎている」「心配しなくて大丈夫」と、心の中で優しい言葉
をかけましょう。
そしてもう一つ、感情や考えを受け取りすぎてしまう環境から「逃げる」ことも大切です。
視覚や聴覚、その場の空気など、嫌でも周囲の影響を受けてしまうHSPは、自分を守るよ
うに行動する心構えが必要となります。
「あなたが悪い」と直接指摘されたわけでない以上は、あなたが気にする必要はありません

その環境で苦しい思いをし続けることは、一種のもらい事故のようなものです。
席を外したり、目や耳からの情報を遮断する対策をしたりなど、過剰に受け取ってしまう環
境から逃げる手段を身に着けてくださいね。

HSPの方が人を気遣うことは、決して悪いことではありません。
気持ちを察し、相手を思いやれる素晴らしい心を持っているのです。
ただ、自分の心を削ってしまっては、毎日が疲れてしまいます。
自分だけではどうしようもない時、誰かに頼りたいと感じたときは、いつでも気軽にお問い
合わせくださいね。

当カウンセリングでは、「あなたがあなたらしく」生きるためのお手伝いをしております。
苦しい気持ちを解消し、毎日楽しく過ごせたらどうでしょうか?
ご家族やパートナーと笑いあって過ごせるようになりたいと思いませんか?
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こんな悩みを抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください☺