自信の無い、感情的になりやすい方への関わり方
福島で境界性パーソナリティー障害の方へカウンセリングしている、となりのカウンセリング福島です。
境界性パーソナリティー障害をお持ちの方は、 感情的になりやすく、自分に自信が無い傾向にあり、
身近な人であればあるほど、『離れて行ってしまうのでは・・』 という不安を持っています。
未来に対して安定した良好な関係がイメージできないのです。
理由としては、
・過去に身近な人から見捨てられる
・親から否定されるようなことを言われ続ける
このような体験を何度も経験することで、
【こんな自分の事など、ずっと変わらず好きでいてくれる人などいない】と思い込んでいます。
その固定概念に変化を与えていくためには、言葉で伝えても不十分であり、
態度や関わり方で伝えていくしかありません。
長い期間をかけて、変わらない態度で関わることが重要です。
理由としては、感情的になっても相手を変えることは出来ないと理解させるためです。
どんなに頑張って感情をぶつけたとしても、相手が変わらないのにやり続けることは不可能だからです。
そのために意識することは・・・
〇理性を保ち、心が感情的になったとしても表に出さない
・『話を整理してみないか?』と提案
・『冷静になる』と言い、その場を離れる
など
〇言ったことに対して肯定的にフィードバックする
・『教えてくれてありがとう』
・『話してくれてありがとう』
・『言いづらい事なのに、僕の為に言ってくれてありがとう』
〇こちらの考えを押し付けない
・『あなたはどうしたいの?』
・『それもいいかもしれないけど、〇〇という考え方もあるよ』
上手くいかない時や、トラブルが起きた時こそチャンスです。
この時に冷静で変わらない態度をすることが、固定概念を強力に修正する的ない機会になります。
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