石巻市でアンガーマネジメントをしております、となりのカウンセリング石巻の佐々木里栄です。
怒りで職場の人と喧嘩を繰り返してしまうという方は、思考のある癖がついている可能性があります。
例えば、上司から「そのやり方じゃダメだ」と言われたとき、「ダメ」と言う言葉に反応して、「人格否定をされた」という思考の癖がついている状態です。
これは認知が歪んでいるために、物事の受け取り方や解釈に偏りや歪みがでて、極端な解釈や悪いことばかりを考えてしまっています。
❝事実❞と❝解釈❞が一緒になってしまっている状態でもあります。
上司は『仕事のやり方』を指摘しただけで、その人自身の『人格を否定したわけではない』のですが、認知が歪んでしまっていると、『人格否定』などと感じてしまいます。
でもこれは、「一生懸命頑張っているのに、認めてくれない」という思いから、否定されたと感じ、そして怒りが湧いてくるのです。
認知の歪みを直す方法は、自分の感情や気持ちに気づき、❝事実❞と❝解釈❞を分けることが大切です。
そして別の見方や考え、解釈をもつこと。
例えば紙やノートに事実と解釈を分けて書いてください。
事実は「上司がそのやり方じゃダメだど言った」で、解釈は「人格否定をされたと感じた」という具合に書いてみるのです。
ほかにも、会議で自分の意見が通らなかったとき、事実は「意見が採用されなかった」で、解釈は「自分は価値がない」と感じる場合があります。
実際は「他の案も検討する必要があっただけ」かもしれません。
「自分はこう感じた」だから「○○だ」ではなく、「本当にそいう意図があったのかな?」「もしかしたら○○だったのかも」と他の考え方を見つけていくと、少しずつ視野が広まり、冷静に対応することが出来るようになります。
そうすることで怒りをコントロールできるようになっていきますよ😊
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