石巻市で夫婦カウンセリングをしております。
となりのカウンセリング石巻の佐々木里栄です。
よくいただくご相談で、夫は友人や職場の人とは楽しそうに話すのに、自分とはあまり会話をしてくれない、というお悩みがあります。
こうした「自分とは会話をしてくれない」と寂しい思いをしている妻は少なくありません。
実は、男性は女性に比べて「興味・目的」によって会話を選ぶ傾向が強いのです。
男性の脳は、目標を達成したり問題を解決したりすることに集中する傾向があります。
そのため、あまり興味のない話や目的のない会話にはエネルギーをあまり使わず、必要なことだけを話すことが多いのです。
一方、女性の脳は社会関係を大切にする傾向があり、興味が薄くても関係を保つために会話を続けることがあります。
そのため、つい夫の興味が薄い話題でも一生懸命話してしまい、反応が薄いと余計に寂しく感じてしまいます。
ここで大事なのは、妻が悪いわけではないということです。
夫があまり話さないのは、脳の働きの特徴でもあり、自然な傾向なのです。
だから、無理に会話を増やす必要はありません。
ただ、どうしても夫と会話を楽しみたい場合は、次のような工夫があります。
夫が興味を持てる話題を少しだけ取り入れる
夫が話したくなったときに、ゆっくり耳を傾ける
会話の長さにこだわらず、短くても良いと考える
こうしたちょっとした工夫で、無理のないコミュニケーションが少しずつ生まれていきます。
ポイントは「会話の量ではなく、質とタイミング」を意識することです。
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