石巻市で対人カウンセリングをしております。
となりのカウンセリング石巻の佐々木里栄です。
「あの人みたいに自分の意見が言えたらいいのに…」
「なんで自分はできないんだろう」
そんなふうに、他人と比べて落ち込んでしまうことは誰にでもあります。
なぜ比べてしまうのかというと、心のどこかで「自分にもできるはず」と思っているから。
興味や関心が強く、身近に感じる相手ほどその気持ちは大きくなりやすいものです。
逆に、その人に興味がなければ、そもそも比べることも落ち込むことも起こりません。
たとえば、世界で活躍するトップアスリートを見たとき、「すごいな、憧れるな」で終わる人もいれば、「なんで自分はあの人みたいにできないんだろう」と落ち込む人もいます。
前者は「自分はまだその領域に達していない」と認識しているから、比べて落ち込むことはありません。
後者は「自分にもできるはずなのに」と無意識に考えているのです。
つまり、落ち込むのは『可能性を信じているサイン』でもあります。
他人と比べて落ち込むこと自体は悪いことではありません。
でも、そのエネルギーを「過去の自分」と比べることに使ってみてください。
昨日の自分、半年前の自分と比べて、できるようになったことを数えてみる。
小さな一歩でも積み重ねれば、自分の成長がはっきり見えてきますし、気分も前向きになります。
今日できた小さな進歩を見つけるたび、自己肯定感は少しずつ強くなっていきます。
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