仙台で離婚カウンセリングをしている、仙台カウンセリングラボです。
子どもが親の離婚を経験するとき、もっとも必要なのは「安心できる土台」です。
安心できる土台は、何か大きなことをするのではなく、日常の中のちょっとした関わりの積み重ねで育っていきます。
まず大切なのは、「離婚の原因はあなたじゃない」とはっきり伝えてあげることです。
言葉にして伝えない限り、子どもは親が離婚した状況を「自分の責任」と受け止めてしまうことがあります。
何度でも繰り返し伝えることが、心の安心につながります。
また、子どもは変化に弱いため、生活リズムや習慣が大きく変わると不安が増しやすくなります。
大きな変化のときほど、いつも通りの時間をできるだけ保つことが安心の支えになります
食事や寝る時間など、小さな日常を保つように心がけるのも1つの方法です。
さらに、気持ちを話せる環境をつくることも大切です。
「話したら親が悲しむかも…。」と感じてしまうと、子どもは本音を閉じ込めてしまいます。
「どんな気持ちでも言って大丈夫」と伝えることで、安心して心を開ける関係性が育ちます。
また、片方の親に会いたいという場合には、その気持ちを否定しないことも重要です。
「会いたい」という気持ちは、離婚と関係なく自然な愛着です。
親の都合ではなく、子どもの心を優先してあげることが、長い目で見て心の安定につながります。
サポートとは子どもを強くすることではなく、安心できる場所をつくることです。
その積み重ねが、子どもの心をゆっくりと回復へ導きます。
▼ご相談こちらへ
▼となりのカウンセリング
