福島のカウンセリング|引きこもりの我が子へのNGな言葉②

福島でカウンセリングしている、となりのカウンセリング福島です。

 

引きこもっている子どもを見ていると、親はつい「何がそんなに辛いの?」「考えすぎじゃない?」

などと口にしてしまうことがあります。 

しかしこうした言葉は、気持ちを軽く扱われたと感じられ、子どもとの心の距離を広げるきっかけになることがあります。 

引きこもりの背景には、学校や職場での人間関係、失敗体験など、さまざまな事情があります。 

一方で、本人でさえその理由をうまく言葉にできないことが多いのです。 

そんなときに、「気にしすぎだよ!」「みんなも同じように頑張ってる。」と言われると、

分かってもらえないと感じ、さらに心を閉ざしてしまいます。 

大切なのは、気持ちを否定せずに受け止めることです。 

たとえ親にできるアドバイスが何もなくても、「両親になら話しても大丈夫!」と思えることで、

子どもは少しずつ安心を取り戻していきます。 

また、「昔のあなたはもっと頑張ってたのに…。」「あの頃に戻ってほしい。」などと、過去を持ち出すのも避けましょう。 

子どもは、自分を否定されたと感じて、前に進みたい気持ちが遠のいてしまいます。 

過去よりも、今の思いに寄り添うことが大切です。 

引きこもりの時期は、心を守るための休息の時間でもあります。 

否定の言葉よりも、「今のあなたをそのまま見ているよ。」「どんなあなたでも大切だよ。」というメッセージが、

子どもの回復力を育てていきます。 

焦らずに信じて見守る時間が、子どもにとって安心の土台となっていくのです。 

 

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