整理整頓とうつ病の関係

福島でカウンセリングをしている、となりのカウンセリング福島の小林です。

 

身近にあるものを整理整頓することで、うつっぽさから脱却できることもあります。

 

その理由は、整理整頓出来る気持ちの状態の時は、頭の中も整理できている状態と言えるからです。

逆に部屋がごちゃごちゃしている状態の時は頭の中もごちゃごちゃになります。

その理由は、人間は外的環境から影響されやすいので、片付いていない環境にいると、頭も片付いていない状態になります。

 

部屋が片付いていないというのは、物に優先順位や必要かどうかをジャッジできていないという事です。

例えると、もう古くて着ないものの中で、【捨ててもいい服か?】【来年も着れる服か?】

このように、整理するという事は、意味付けや、判断力が必要になります。

 

このように、整理整頓とはあらゆる角度から考えながら、頭をフルに使っておこなうものなのです。

日常的に整理整頓できる方は、脳を効率的に使うことが出来ており、処理することがうまく出来ている状態と言えます。

逆に、整理整頓できていない方は脳がうまく働いておらず、散らかっている部屋を見ると脳が【フリーズ】してしまい、

どこから手をつけていいのがわからず、余計に焦ってしまいます。

 

このような脳の状態のときは、MRIで調べると脳の【頭頂葉】の理解系脳番地の働きが弱まっている状態です。

 

このような方は、一気に片付けようとせずに、難易度の低い【捨てる】を意識すると良いです。

片づけるよりも捨てるという行為の方が、難易度は低いので判断・選択しやすいからです。

 

それでも一気に捨てようとせずに、1日買い物袋1枚分捨ていると、10日後は買い物袋10枚分のいらないものが

減っている状態なので、物が少なくなった分収納場所も増え、どこにしまえばいいか判断しやすくなると言えます。

 

このように判断できる状態になれば、理解系脳番地の働きもアップデートされ、余計に片づけやすくなります。

 

まずは、片づけるよりも『捨てる』を意識していただければ必然的にお部屋も頭の中も綺麗な状態になっていくので、

脳の状態は『快』になり、うつ病の改善も促されることになります。

 

 

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