福島のカウンセリング|引きこもりの我が子へのNGな言葉①

福島でカウンセリングしている、となりのカウンセリング福島です。

引きこもりが続く子どもを見ると、親として心配でたまらなくなります。 

「このままでいいのだろうか…。」「将来どうするのだろう?」と不安が膨らみ、つい焦る気持ちから

こんな言葉が口をついて出てしまうことがあります。 

「いつまで家にいるの?」 

「いい加減に動かないと!」 

「みんな頑張っているのに…。」 

こうした言葉は、子どもをやる気にさせようという思いから出ることが多いのですが、

実は逆効果になることが少なくありません。 

引きこもりの状態にある子どもは、自分でも「このままではいけない」と感じています。 

でも、外に出るためのエネルギーが足りず、頭では分かっていても体が動かないのです。 

そこにプレッシャーの言葉が加わると、「分かっているのにできない自分はダメなんだ…。」と自信を失い、

ますます心を閉ざしてしまうことがあります。 

焦りを伝えるより、一度立ち止まることを認めてあげる言葉のほうが、子どもの心をゆるめていきます。 

安心できる関係ができて初めて、「そろそろ何かしてみようかな…。」と思えるようになるのです。 

もちろん、不安になるのは親として自然な気持ちです。 

しかし、その不安をそのまま子どもにぶつけるのではなく、「今のあなたをそのまま受け止めているよ」と伝えるだけでも、

少しずつ前を向く力が生まれます。 

プレッシャーよりも、信頼を伝える言葉を与えることが、

引きこもりの子どもが再び動き出すための、最初の支えになるのです。 

 

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