発達障害と不登校の関係性|ADHD

となりのカウンセリング石巻の佐々木です。

子供の不登校にはさまざまな理由がありますが、発達障害が原因となるケースもあります。

不登校の医学的背景として、発達障害が57%という報告もあることから、関係性は非常に深いと言えるのです。

今回は、発達障害の中でも「ADHD」に焦点を当て、不登校との関係性を紐解いていきます。

 

ADHD:注意欠陥多動性障害では、集中力が低い、衝動的に動き出してしまう、じっとしているのが苦手でその場に合わせた行動ができないなどの特徴が見られます。

 

ADHDの症状があると、周りの子供達との協調性を欠いてしまったり、勉強に集中できず成績を落としてしまったりと、不利に感じる場面もあります。

ADHDの特性を持つことで、学校生活になじめなくなり、学校への行き渋りが生じている可能性もあるのです。

 

特にコミュニケーションや交友関係に支障が出ている場合は、不登校になりやすい傾向があります。

突発的な行動で友達を巻き込んでしまったり、相手の言葉を遮るように会話してしまったりと、社交性のない言動をしてしまう場合があります。

 

また、スケジュール管理が苦手な側面もあるため「課題を提出できない」「集合時間に遅れる」など、周囲からの信頼を損ねてしまうケースも珍しくありません。

 

本人に悪意はなく、自分らしく生活しているだけなのに、周囲に溶け込めない。

叱られたり、交友関係がうまく築けなかったりすることは、大きなストレスとなってしまいます。

結果、学校へ行くことを嫌がるようになり、徐々に不登校となってしまう子供も多いのです。

 

ADHDから不登校になった場合、無理に学校生活へ合わせようとするのはストレスに繋がります。

子供の特性に合わせた学習環境の提供や、生活リズムの調整などのサポートにより、学校生活を過ごしやすくすることが大切です。

 

ADHDによる不登校から復帰し、学校生活を楽しめるようになるケースもあります。

できることからサポートしていき、子供が自分らしく生活できる環境を整えましょう。

 

となりのカウンセリングでは、ADHDの子供との関わり方や、不登校に対するサポートを提供しております。

不登校への関わり方にお悩みの方、ADHDについて理解を深めたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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