こんにちは。となりのカウンセリング石巻の佐々木里栄です。
「感情のコントロールができなくて…」と相談に来られる方はとても多く、なかには「どうして自分がこんなに怒るのか分からない」と悩まれている方もいらっしゃいます。
怒りのきっかけや、自分が発した言葉を覚えていないこともあるようです。
「相手の何気ない一言に腹が立って、思わず怒鳴ってしまった」そんな経験をお持ちの方もいるかもしれません。
冷静になってみると、「相手はそこまで悪気があったわけではない」と思えることでも、その瞬間は感情が爆発してしまう。
実はそこには❝共通した感情のスイッチ❞があるのです。
今回はそんな感情をコントロールできない理由について解説していきます。
怒りが強く出る方のお話を聞いていると、ある共通の思いが浮かび上がってきます。
それは…
- 馬鹿にされた気がした
- 否定されたと感じた
- 傷つけられたと感じた
という、「自分の価値が脅かされた」という感覚です。
実際には相手にそのつもりがなかったとしても、心の中では「攻撃された」と受け取ってしまうのです。強く怒ることで、先に相手を攻撃してしまう。それは『自分が傷つく前に、自分を守ろうとする無意識の防衛反応』です。
イメージとしては、小型犬が吠える様子に似ています。小さな体を守るために、大きな声で警戒を示す。それと同じように、人も心に不安や怖さを抱えていると、怒りという形で自分を守ろうとするのです。
「また怒ってしまった…」「大切な人を傷つけてしまった…」と後悔している方も多くいます。でも、大丈夫です。自分の感情を“知って、整理すること”から、感情のコントロールは始まります。
- つい感情的になってしまう
- 怒りを抑えられず、あとで後悔する
- 家族やパートナーとの関係がうまくいかない
このような悩みに対して、となりのカウンセリング石巻では、「感情を理解し、コントロールするためのトレーニング」を行っています。
▼ご相談はこちらへ
▼となりのカウンセリング