パワハラ上司が心に抱く不安

郡山でカウンセリングをしているとなりのカウンセリング郡山です。

威圧的で自信満々に見えるパワハラ上司。 

しかし、その堂々とした外見の裏には、意外な心理が隠れています。 

多くのパワハラ上司は、成果を上げなければ認められないという強い不安を抱えています。 

上司自身も上層部や取引先からの期待に応えなければならず、

プレッシャーに押しつぶされそうな状況にいるのです。 

また、部下を叱責したり威圧的に接したりすることで、

「自分は重要で価値のある存在だ」という感覚を保とうとしています。

  例えば、会議で部下のミスを厳しく指摘することで、

「自分は正しい判断を下せる上司だ」

と周囲に印象づけようとするのです。 

さらに、承認欲求が強く失敗や否定に弱い上司は、

部下がミスをすると「なぜこの程度のことができないのか」といった叱責をする場合があります。

  これは単なる注意ではなく、自分の立場と価値を同時に守りたいという不安の表れなのです。

  時には人格を否定するような言葉を使うこともありますが、これも心理的防衛の一種です。 

この行動は一時的には自信につながりますが、

職場の緊張感を高め、悪循環を生む原因にもなります。 

パワハラは個人攻撃のように見えますが、その背景には深い不安が隠れているのです。 

こうした心理を理解すると、「上司の攻撃は自分の価値とは無関係」と割り切ったり、

適切な距離感を保ったりする対応策を考えやすくなります。

  相手の行動の背景にある不安を知ることで、

感情的に巻き込まれずに冷静に対処する方法が見えてくるでしょう。

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