郡山でカウンセリングしている、となりのカウンセリング郡山です。
子どもが学校に行かなくなると、何があったのか、どうして行けないのかと、心配でたまらなくなりますよね。
どんなに優しく聞いても、子どもが理由を話してくれないことがあります。
黙り込んでしまったり、「分からない」と答えたりする姿に、親のほうが戸惑ってしまうかもしれません。
しかし、子どもが理由を言わないのは、親を困らせたいからではありません。
多くの場合、言葉にできないか、言えない理由があるからです。
心の中では、悲しさや不安、怒りなどさまざまな気持ちが混ざり合い、整理がつかない状態になっています。
自分でもうまく説明できないからこそ、沈黙という形で助けを求めているのです。
また、子どもは親の表情にとても敏感です。
「話したら悲しませてしまうかも…。」と考え、あえて黙ってしまうこともあります。
大切なのは、無理に理由を聞き出そうとしないことです。
「話したくなったらいつでも聞くよ。」と伝え、安心できる空気をつくってあげましょう。
焦らずに寄り添うことが、心を開く一番の近道です。
話してくれない=分かり合えないではありません。
言葉がなくても、親の温かい視線や声かけは子どもの心に届いています。
親が安心してそばにいることが、子どもにとって何よりの支えになります。
理由を知ることよりも、安心して休めることを大切にしてみてください。
焦らず、見守る時間の中で、子どもの中に少しずつ「話してみようかな」という気持ちが芽生えていきます。
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