目的を持つことへのアプローチ

福島 郡山でカウンセリングをしている瀬戸です(^^)/

不登校児が学校へ行くようになるきっかけのひとつが「目的を持つこと」です。

「何にもしたいと思えない」

「学校に行ったって意味がない」

「なんのために行くのかわからない」

学校へ行きたがらない子どもの中には、このような考えを持っている子もいます。

学校へ行く目的を見いだせないために、家から出るのを渋る子も、少なからずいるのです。

学校へ行く目的を持つためには、未来で自分が「達成したい」と思える「目標」を持たせることが大切です。

叶えたい夢や願望を持つことは、「それを達成するのに学校生活に行く必要がある」と考えるきっかけになります。

つまり、「目標達成のために学校へ行く」という「目的」ができるのです。

目標を持たせるためには、お子さんの興味のあることを応援すること、それを否定しないことが大切です。

将来やってみたいこと、叶えたいことが見つかれば、「勉強や社会性を身に着けることが必要」と思える子もいます。

少しでも「やってみたい」「気になる」ということがあれば、とことん肯定して応援してみてください。

親御さまは我が子から「なんで学校に行かなきゃいけないの?」と聞かれて何と返しますか?

勉強をするため?

社会性を身に着けるため?

将来、仕事に困らないようにするため?

どれも間違いではありませんが、それらは目標を叶えるための「手段」です。

お子さんが学校に行く目的を持てるよう、話を聞き支えてあげてくださいね。

ただし、中には

「変な目的を持ってる時はどうすればいいの…?」

「不安でどうしても否定しちゃう…」

と、心配になる方もいるでしょう。

そんな時はお気軽にご相談ください。

お子さんが目的を持って生活し、親御さまの不安もなくなる日が、きっと来ますよ。