【ストレス性腹痛の対処法】緊張やストレスでお腹が痛くなる理由と改善方法

となりのカウンセリング石巻の佐々木里栄です。

プレゼンや試験、大切な面接の前など、緊張でお腹が痛くなる経験ってありませんか?
実はそのお腹の痛み、心理的なストレスが原因であることが多いんです。

この記事では、緊張や不安が引き起こす腹痛の仕組みと、その改善方法について、解説していきます。

「緊張するとお腹が痛くなる」のは、心と体が密接につながっているからです。
強いストレスや不安を感じると、交感神経が活発になり、胃腸への血流が減少します。これにより、胃がキリキリしたり、お腹が痛くなったりしてしまうのです。

さらに、ストレスを感じたときに分泌されるコルチゾールというホルモンも、胃腸の働きを鈍らせてしまいます。
こういった体の反応が、心理的な要因で起こる「ストレス性腹痛」の正体です。

ストレスによる、腹痛を和らげる方法として

1.自分の感情に意識を向ける

2.深呼吸やリラクゼーションを取り入れる

3.前向きな言葉を自分にかける

4.食生活の見直しで胃腸を労わる

まずは、「自分がどんな感情を感じているか」に気づくことが第一歩です。
たとえば、何に対して不安を感じているのか?どんな場面で緊張しているのか?

こうした感情を否定せずに受け入れるだけでも、心が少し軽くなるものです。心がゆるめば、体の緊張もゆるんでいきます。

また、深くゆっくり呼吸することで、副交感神経が優位になり、心と体がリラックスしていきます。
おすすめは、腹式呼吸やリラックスできる音楽を聴くことです。ちょっとした時間でできるので、習慣化すると効果的です。

そして「緊張しても大丈夫」「この経験を乗り越えれば自信になる」など、ポジティブな声かけも、心に余裕を生んでくれます。

小さな成功体験を積み重ねることで、緊張をチャンスに変える力が育っていきます。

更に、食生活の見直しをすることで胃腸を労わることが大切になってきます。ストレスがかかると、つい暴飲暴食をしてしまうこともありますよね。消化に負担のかかる食べ物や、食べすぎは胃腸にダメージを与えやすいです。

なるべく消化の良い食事を心がけ、胃腸の負担を減らすことも、腹痛対策にはとても効果的です。

もしお腹の痛みが頻繁に起こるのに、病院では「異常なし」と言われた場合、心の状態が関係している可能性があります。
そんなときは、心理カウンセリングを受けるのもひとつの方法です。

専門家と話すことで、自分では気づきにくいストレスや不安の原因が見えてくることもあります。

緊張やストレスによる腹痛は、心と体のバランスが崩れているサインでもあります。
まずは自分の感情に気づき、やさしく受け入れることから始めてみましょう。

深呼吸や食生活の見直し、前向きな思考で心と体を整えていくことで、お腹の痛みも和らいでいきます。

となりのカウンセリング石巻では

・ポジティブな思考を持ちたいけど難しい

・自分の感情とうまく向き合えない

・ストレスをためすぎてしまう

そんなお悩みに、寄り添いながらサポートしています。ひとりで抱え込まず、よかったら気軽にご相談くださいね。

▼ご相談はこちらへ

▼となりのカウンセリング