DVはなぜ改善できるのか?②

福島でカウンセリングをしている、となりのカウンセリング福島です。

DVを改善するカギは、被害者側が行動を選び直すことにあります。

念のためお伝えしておくと、暴力は100%加害者が悪く、被害者に責任はありません。

しかし、相手を変えるのが難しいからこそ、自分の行動を選び直すことが、未来を変える力 につながります。

被害者の多くは

「私さえ我慢すれば丸く収まる。」

「怒らせなければ大丈夫…。」と考えが ちです。

けれど、この思い込みこそがDVを長引かせる要因の1つなのです。

大切なのは、

「私が暴力を受ける理由は何もない」

「私は守られるべき存在だ」という事実 を思い出すこと。

つまり、自己肯定感を取り戻すことがDV改善への最初の一歩です。

具体的には、

・支援機関に相談してみる

・信頼できる友人に話す

・安全な場所へ避難する

といった小さな行動をとること。

これが、自分を守りつつDV被害にあっている状況を改善する力となります。

人は、すぐに環境を変えられなくても、行動は変えられます。

その行動の積み重ねが、加害者のDV改善や関係の再構築につながる場合もあるのです。

本来であれば、DVをしなくても、よい関係は築けるはずです。

「暴力を使わなくても大丈夫!」

という事実に、加害者も被害者も気づくこと。

これがDV改善の大きな出発点なのです。

暴力に頼らない関係のあり方をお互いに学んでいくことで、

少しずつ安心できる未来を築けますよ。

勇気を持って小さな一歩を踏み出すことが、安心して生きられる未来をつくる大切な力にな るのです。

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