こどもの頃の親の離婚問題が及ぼす影響

郡山で離婚カウンセリングをしている、となりのカウンセリング郡山の岩沢です。

 

「両親の離婚はもう昔のこと」と思っていても、大人になってから人との関係がうまくいかないとき、

その影響が今も残っていることに気づくことがあります。

 

例えば、恋愛で不安になりやすい、友人との距離がつかめない、なぜか自分から関係を壊してしまう…。

そうした背景には、幼い頃の体験が関係していることが少なくありません。

ときに見られるのが、「親の離婚は自分のせいだったかもしれない」という無意識の罪悪感です。

「パパとママが離婚したのは、私がちゃんとしてなかったから…」そんな思い込みが

「私は愛される価値がない」という感覚につながり、それが大人になってからも、

心の奥に残り続けてしまうのです。

その結果、恋愛や人間関係での距離のとり方が難しくなってしまうことがあるのです。

相手との距離が近づくと不安になり、逆に離れると強い孤独や怒りが湧いてくる。

 

あるいは相手を試すような言動をとってしまったり、関係が壊れる前に自分から離れようとしたり…。

こうしたパターンには、「見捨てられるかもしれない」という根深い不安が関係していることがあります。

 

また、このような不安定さを抱えていてもすべての人がそうなるわけではありません。

その違いに関わってくるのが、そのとき、支えてくれる大人がいたかどうかです。

 

両親が離婚したとしても、自分の気持ちを受けとめてくれた人がいた。

「あなたは悪くないよ」と守ってくれた人がいた。

そうした経験が、心の安全基地になってくれるのです。

仮にそのとき「安全基地」と呼べる存在がいなかったとしても、今の人間関係の中で

「安全基地」を作っていくことは可能です。

 

もしあなたが、いま誰にも相談できずに悩まれているとしたら、ぜひ一人で抱え込まずに、

誰かに相談してみることから始めてみてくださいね。

 

▼ご相談はこちらへ      

お問い合わせ    

 

▼となりのカウンセリング  

ホーム