HSPの4タイプとは?特徴や違いについて

石巻市でHSPカウンセリングをしております、となりのカウンセリング石巻の佐々木里栄です。

「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」という言葉が広まり、「自分はHSPかもしれない」と感じる人が増えています。
ですが、実はHSPには4つのタイプがあることをご存じでしょうか?

同じように繊細であっても、感じ方や疲れやすさ、人との関わり方には個人差があります。
この記事では、HSPの4タイプとそれぞれの特徴や違いについて解説していきます。

① HSP(内向型HSP)

いわゆる「典型的なHSP」に近いタイプです。
一人で静かに過ごす時間が必要で、刺激の多い場所や人間関係に疲れやすい傾向があります。

  • 慎重で深く考える
  • 物事をじっくり見つめる
  • 感情に流されやすく、自己否定しやすいことも

自分のペースを大切にできる環境で力を発揮します。

② HSE(外向型HSP)

HSPでありながら、人との関わりが好きなタイプです。
外向的で社交的な一面を持ちながら、感情の起伏や他人の反応に敏感なため、内面では疲れを感じやすいのが特徴です。

  • 人と話すことが好きだけど、あとでぐったりする
  • 断ることが苦手で、無理してしまう
  • いい人を演じて自分を後回しにしやすい

人間関係の中で“自分らしさ”を保つバランスが大切です。

③ HSS型HSP(刺激追求型HSP)

新しいことや刺激に惹かれる一方で、繊細さによって疲れやすいという、相反する気質を持ちます。
行動的で明るく見えるのに、内面では繊細さを抱えているのがこのタイプです。

  • 好奇心旺盛でチャレンジ精神がある
  • 刺激を求めるが、すぐに疲れてしまう
  • 周囲から「HSPっぽく見えない」と言われることも

内面と外面のギャップに悩む人が多いタイプです。

④ HSS型HSE(刺激追求×外向型HSP)

4タイプの中でもっともエネルギッシュに見えるHSPです。
外向的で、人との交流も好き、新しい刺激にも飛び込んでいきますが、あとからどっと疲れることが多いです。

  • パッと見た印象は「HSPには見えない」
  • 人前では元気に振る舞うが、内面では繊細
  • 自分の疲れに気づかず無理を重ねやすい

繊細さを周囲に気づかれにくいため、一人で抱え込んでしまうこともあります。

自分のタイプを知ることが第一歩

HSPの4タイプを知ることで、「なぜこんなに疲れやすいのか」「どうして人との距離感が難しいのか」といった悩みに対する理解が深まります。

❝繊細さにもいろんなカタチがある❞からこそ、自分に合った環境や人との関わり方を見つけることが大切です。
まずは自分がどのタイプに当てはまるのか、静かに振り返ってみる時間を持ってみてください。

 

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