石巻市で夫婦カウンセリングをしております、となりのカウンセリング石巻の佐々木里栄です。
今回は「妻の言葉通りにしか行動しない夫にイライラする」というテーマについて解説していきます。
「大丈夫」と言ったのに、なぜ夫は気づかないの?
体調が悪い日でも、つい家事をしてしまうことってありますよね。
そんな時、夫に「風邪なら休んだら?」と声をかけられても、妻はつい「大丈夫」と返してしまう。
本当は家事を代わってほしいのに、遠慮や見栄でそう言ってしまうんです。
そして、内心では「察してほしい」「代わってくれるはず」と期待してしまう。
でも夫は、妻の「大丈夫」という言葉を文字通りに受け取ってしまいます。
結果、妻は体調が悪くても家事をこなし、夫はいつも通り過ごす。。。
そんな構図にイライラや悲しさが募っていくのです。
なぜ夫は“察する”ことができないのか?
「思いやりがない」「私に興味がない」と感じるかもしれませんが、実は、夫が悪気なく言葉通りに受け取っている場合が多いのです。
これは、男女の脳の違いによるものだと考えられています。
男性は、物事や言葉をそのまま受け取る傾向があり、一方で女性は、言葉の裏側の気持ちを読み取る能力に優れています。
そのため女性は「分かってほしい」「察してほしい」と思いますが、男性にはそのニュアンスが伝わらず、誤解が生じてしまうのです。
どうすれば伝わる?夫への具体的な伝え方
男性は「言葉にしないと伝わらない」傾向があります。
たとえば、「大丈夫」と言ってしまう代わりに、
「体調が悪いから〇〇をやってほしい」
「家事を代わってほしい」
と、はっきりと自分の希望を言葉にして伝えることが大切です。
これにより、夫もどうすればよいかが分かりやすくなり、「察してくれない」といったイライラも減っていきます。
お互いに歩み寄ることが、円滑な関係への第一歩
妻は、「伝えないと分からない」という前提を持つこと。
夫は、「妻の気持ちを尋ねる習慣」を持つこと。
たとえば、「調子悪そうだけど、何かできることある?」と一言聞くことで、妻は気持ちを伝えやすくなり、夫も戸惑わずに行動できます。
お互いが少しずつ歩み寄ることで、誤解やすれ違いは減り、コミュニケーションがぐっとスムーズになります。
となりのカウンセリング石巻では、夫婦間のコミュニケーションや「察してくれない」ことに関するご相談も多く寄せられています。
「もっとスムーズに気持ちを伝えたい」
「夫婦関係を良くしていきたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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