自傷行為をしてしまう身内への関わり方

郡山でカウンセリングをしているとなりのカウンセリング郡山です。

身近な人が自傷行為をしていると知ったとき、戸惑いや不安を感じるのは自然なことです。

どう声をかけたらよいか分からず、無理に止めようとしたり、逆に距離を置いたりしてしまう方も少なくありません。

けれども大切なのは、「その行動の奥には満たされない思いがある」という視点を持つことです。

 

人は誰しも、

安心してつながりたい、

認められたい、

自由に自分らしくありたい

といった基本的な欲求を抱えています。

 

それらが十分に満たされないとき、心は強い孤独や無力感を抱え、行動として自分を傷つけてしまうことがあります。

関わるときには

「やめてほしい」と強く言うよりも、

「苦しかったんだね」と気持ちに寄り添うことが、心の支えになります。

大切なのは、問題行動をただ止めることではなく、その奥にある思いを理解しようとする姿勢です。

また、支える側も一人で抱え込まないことが大切です。

身近な人が苦しんでいると、自分まで責任を背負い込みがちです。

安心して相談できる場所や専門家の力を借りながら、無理なく向き合うことが回復につながっていきます。

信頼できる人に思いを話すことや、

自分自身の心を整えることも、

自傷行為をする身内を支えていくうえで欠かせません。

自傷行為は「助けを求めるサイン」でもあります。

 

小さな言葉がけや共に立ち直ろうとする姿勢が、本人にとって大きな安心となり、

再び生きる力を取り戻すきっかけになるのです。

 

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