「お酒をやめられない」その理由と対処法

石巻周辺(大崎、古川、登米、栗原、東松島など)で依存症にお悩みの方、石巻市で依存症カウンセリングをしております。
となりのカウンセリング石巻の佐々木里栄です。

「飲酒を辞めたくても辞められない」というアルコール依存に悩む方は多くいらっしゃいます。
アルコール依存になる方の大半は、アルコールでストレスを軽減しようとしたことが原因でなるパターンが多いです。

アルコールはドーパミンという❝快楽❞を感じる物質が分泌されます。
気分が良くなったり、不安が和らいだり、楽しい気分にさせてくれるのです。

そのため、ストレスがある状態でアルコールを摂取すると、「アルコールを飲めば、楽になれる」と脳が錯覚し記憶してしまうのです。

特に普段抑制されることが多かったり、大きなストレスを抱えている人は、アルコールなどの刺激でドーパミン(大きな快楽)を欲するようになります。

また、アルコールを長期的に摂取し続けると、脳が委縮すると言われております。
特に、記憶や感情、バランスや思考に影響が出ます。

「今日は呑まない」と決めても、吞んでしまうのには、脳の機能が弱くなっていて、冷静な判断が出来ないから。

対策として、アルコール以外の他の方法でドーパミンを分泌し、脳が快感を得られる行動を育てる必要があります。
例えば、運動や筋トレ、自然と触れ合う、創造などの達成感を味わう、身体を落ち着かせるなどです。

また、飲みたい衝動が来たら、まず10分だけ待つのも一つの方法。
そのピークは15〜30分で過ぎるため、やり過ごすことで衝動が落ち着きやすくなります。

そして、自分の気持ちや感情に気づくことも大切です。
衝動的に「お酒を飲みたい」と思う奥には、❝それ以外の感情が隠れている❞ことがあります。
それらの感情に気づき、認めてあげるだけで、脳は「理解してもらえた」と心が落ち着くようになります。

▼ご相談はこちらへ

https://counseling-room.jp/contact

▼となりのカウンセリング石巻

https://counseling-room.jp/