福島でカウンセリングしている、となりのカウンセリング福島です。
一旦怒りの感情が出てしまうと、鎮めるまでに時間がかかる。
それは、アドレナリン等の脳内分泌ホルモンも関係しておりますが、もう一つは
理性的に考えることが難しく、自分の状態を観察していない事も関係しております。
ではどうしたら、理性的に自分を見ることが出来るか?
怒りを数値化することです。
怒りやすい方は2極化レンズで判断することが多くあります。
この場合の2極化とは 怒るか? 怒らないか?のどちらかです。
但し、怒りの感情は2択ではありません。
イライラするのと、怒鳴り散らすくらい感情的になるのではレベルが違います。
その怒りの度合いを
・0 怒りの感情が無い状態
・1~3 イライラ 不愉快 不快
・4~6 血が上る ムカつく ヒステリック
・7~9 激高 怒り 強い怒り
・10 経験した事ないくらいの怒り 我を忘れるくらいの怒り
何か起きた時に、その怒りを数字化してみると、今の怒りレベルがどのくらいかを考えるので、
客観的に自分を見ることにつながり、理性が働きやすくなるので、気持ちが落ち着いてきます。
クライアント様で10レベルの怒りは何かと考えた時に、
【自分の大切にしている人・物・事をすべて一瞬で奪われる】と設定してから
『何が起きても大したことじゃないと思えるようになり、冷静でいられるようになった』
という方がいます。
怒りを数値化することで、態度に出すほどの怒りか?と冷静に考えることが出来るようになり、
結果、考えることに意識が向くので怒りに引っ張られることが少なくなってきます。
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