郡山でカウンセリングしている、となりのカウンセリング郡山です。
不登校の子どもは、学校に行けない自分を責めてしまいがちです。
「早く行かなきゃ」「友達に置いていかれる」という焦りを感じている一方で、体も心も動かない…。
そのギャップに苦しんでいることが多いのです。
そんな時には、小さな一歩を応援する言葉かけが子どもの力になります。
大切なのは、「明日から学校に行こう!」というような大きな目標を押し付けないことです。
代わりに「今日は朝ごはんを一緒に食べよう!」「ちょっと外の空気を吸ってみよう!」など、
小さな行動を一緒に楽しむことです。
子どもがほんの少し動けたときに「できたね。」「よかったね。」と声をかけることで、自信につながります。
また、「無理しなくていいよ。」と伝えながらも、「少しずつできることを増やしていこうね!」と
未来への希望を添えることも大切です。
休んでいる時間もただ止まっているのではなく、次に進むための準備期間なのだと感じられるようになります。
さらに、子どもの意欲を引き出すには、「何ならできそう?」と選択肢を与えるのも効果的です。
「外に出たい?家で休みたい?」と問いかけるだけでも、自分で決められたという感覚は安心につながります。
不登校は、一気に解決できるものではありません。
けれど、親の言葉が子どもにとって小さなエールになれば、その積み重ねがやがて大きな一歩へとつながります。
「あなたの歩幅で大丈夫。」という声かけが、子どもの心を支え、未来へ進む力になるのです。
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