愛着障害と彼氏(夫)への嫉妬の関係

郡山で愛着障害の方へカウンセリングしている、となりのカウンセリングの岩沢です。

 

「パートナーに嫉妬してしまう自分が嫌い」そんな気持ちを抱えている方へ。

 

嫉妬という感情は、単なる“愛の証”ではなく、心の奥にある「怖さ」のサインかもしれません。

 

過去に「大切な人に見捨てられた」「無視された」「突然離れていった」などの体験があると、

その記憶が“今ここ”の恋愛に影を落とすことがあります。

たとえば、相手の何気ない態度や返信の遅れに過去の不安が反応し、

「嫌われたかも」「浮気してるかも」と思い込んでしまうことがあります。

また、嫉妬は「もっと安心したい」「確かめたい」「離れないでほしい」という願いの裏返しです。

だからこそ、怒ったり試したりする代わりに、「私は今、不安なんだな」と気づくことが大切です。

その気づきが、相手を責める代わりに“自分のケア”へと向かう第一歩になります。

たとえば、不安になったときに「この不安の奥の、本当の気持ちはどこにあるんだろう」

 

「過去に、どんなふうに感じていた?」などと自分に問いかけてみてください。

 

過去の「愛されなかったかもしれない私」の声が、今の行動に影響を与えている可能性があります。

 

また、自分を安心させる方法を「相手の対応」に委ねすぎてしまうと、関係が依存的になってしまいます。

 

「一人で安心できる自分」を育てることで、恋愛も穏やかなものになっていきます。

たとえば、気持ちが揺れたときに散歩をする、自分に「大丈夫」と声をかける、小さな安心の時間を持つ。

そうした日々の積み重ねが、あなた自身を支える力になります。

 

もしどうしても一人でご自身の心に向き合うことが難しいときには、

安心して心を開くことのできる、他の人の力を借りてみるのもいいかもしれませんよ。

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