となりのカウンセリング福島の小林です。
今日は夫婦間の愛情の感じ方について触れていきます。
「妻から好きと言って貰えません。もう私に対しての愛情はないのでしょうか…?」
夫婦カウンセリングでは、このような相談を受けることがあります。
付き合っていた頃や結婚した当初は、「好き」や「愛してる」などの言葉を交わしていたご夫婦も多いことでしょう。
しかし、徐々に愛情を表現して貰えなくなったり、自分ばかり「好きだ」と伝えたりなど、奥さまからの愛情を感じられなくなる旦那さまもいらっしゃいます。
このような旦那さまは、「言葉や態度で愛情を表現して貰えないと安心できない」のです。
その背景には、自身の「自己肯定感の低さ」や「愛情への欲求の大きさ」が関係しています。
自己肯定感の低い方は、自分が奥さまに必要とされていないのではないか?と心配してしまうのです。
奥さまからの「好き」「愛してる」といった言葉を聞いて、「必要とされている」と安心したいのですね。
また、もともと「愛・所属の欲求」が大きい方も同様です。
奥さまからの愛情を感じることで自分の存在意義を確かめられるため、「好きと言って欲しい」と思ってしまいます。
ですが、一度落ち着いて考えてみて下さい。
普段の生活の中に、奥さまからの愛情が伺えることはないでしょうか?
奥さまが、旦那さまのことを思って行動してくれていることはないでしょうか?
男性は言葉でハッキリと伝えられたほうが、すんなりと相手の感情を理解できます。
しかし、女性はそういった直接的な表現が得意でなく、行動や態度、表情などで愛情を表現する場合も多いのです。
夫婦も、もともとは他人です。
他人同士が同じ屋根の下で平和に暮らせているということは、お互いに愛情があるからとも捉えられるでしょう。
言葉で言って貰えなくとも、まずは自分が愛されていることを実感してみてください。
「それでも不安だ」「もう愛情はないような気がする…」
こんな方は、いつでもご相談くださいね。
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