となりのカウンセリング郡山の菅野です。
今回から2回に分けて「子どもが幸せになる進路」について解説していきます。
不登校になったお子さんに対し、多くのご両親は「学校に行って欲しい」と思うことでしょう。
勉強や交友関係などを経験し、良い学校へ進学して、安定した職業に就く…。
このような「親の希望」を、お子さんに抱いている方も多いのではないでしょうか?
不登校になっているお子さんは、自分の進路について何も考えられない、または「進学をしたくない」と考えていることがあります。
不登校になった原因が学校生活や人間関係にあればなおさら、人と関わったり勉強をしたりする進路に進みたくないと考えていることでしょう。
そこで、親御さまに考えていただきたいことは「学校に行くこと」が必ずしもお子様の幸せではないということです。
偏差値の高い高校や大学に行くことが幸せというのは、お子さんに対し、親御さまの考えや価値観を押し付けてしまっていることもあります。
たとえば、不登校のお子さんが将来「パン屋」になりたいと考えているとします。
パン屋になるためには資格は必要なく、必ず学校に行かなければいけないということはありません。
「役者」や「イラストレーター」など、学校に行かずともできる仕事は、ほかにもさまざまあります。
お子さんにやりたいことがあり、その内容が学校へ行かずとも叶えられるのなら、無理に学校へ復帰させたり、高校・大学に進学させようとしなくとも良いということです。
もちろん、親御さまとしては、進学しないことに大して心配もあることでしょう。
挑戦した職業がうまくいかず、就職活動をしなければならなくなったとき、学歴がなければ不利になってしまうと考えるのが普通です。
ですが、日本では学歴関係なく働ける仕事も多くあります。
お子さまの幸せを優先し、不登校に苦しんでいる今の現状を改善するために、一度考え方を変えてみてはいかがでしょうか?
次回は、お子さんが幸せに生活するための進路決定において、親子でどのように関わっていくべきかを解説します。
お子さんの不登校に悩んでいる方、進路について不安を感じている方は、ぜひお気軽にとなりのカウンセリングへお問い合わせください。
親御さまとお子さん、どちらの気持ちも尊重し、幸せに生活していくための手助けをさせていただきます。
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