となりのカウンセリング福島の小林です。
本日は「毒親とのコミュニケーション」についてコラムを書いていきます。
カウンセリングに来られる方の中には「毒親」に悩む方も少なからずいらっしゃいます。
今回は、毒親とのコミュニケーションがうまくいかない理由や、適切なコミュニケーション方法について解説していきます。
「毒親」とは、一言で表すと「子供に悪影響を与える親」のことです。
思春期の子供の成長に影響するのはもちろん、大人になってからも、思い描くような生活や理想の人生設計などを妨げられてしまうことがあるのです。
毒親とのコミュニケーションは難しく、子供の意見や希望を聞いてもらえないことや、話し合いができないことがよくあります。
その理由として、以下のような毒親の特徴が挙げられます。
・子供を支配しようとする
・子供を管理しようとする
・子供を過保護に扱う
・「自分がいないとダメだ」と子供に思わせる など
これらの特徴から、毒親は子供の意見を聞こうとせず、自分の意見を子供に押し付けようとしてきます。
そのため、子供から何を言っても聞き入れてもらえず、親の言いなりになってしまうケースが多いのです。
では、毒親に支配されず、傷つかないためのコミュニケーション方法とはなんでしょうか?
それは「自立すること」です。
自分の意思をしっかり持ち、何を言われても曲げないことです。
自分の人生は自分で決める権利があります。産んでもらった恩や育ててもらった恩があるとしても、親に全てを決められていいわけではありません。
また、毒親に対する期待を捨てることも、自分の身を守ることに繋がります。
「こう言えば変わってもらえるかも」「もう少し時間が経てばきっと」という期待をしていると、いつまでも毒親の言うとおりの人生を送ってしまいます。
心理学では「他人は変えられない」という考えがあります。
自分のコミュニケーションで変えられるのは自分だけであり、毒親が変わるのは毒親自身にしかできません。
むしろ、自分が毒親とのコミュニケーションを意識し距離を図ることで、毒親が自分の問題に気づいて変わる可能性もあります。
経済的に自立し、毒親から離れて生活できるようになったら、思い切って毒親から距離を取るようコミュニケーションしてください。
しかし、なかなか毒親との距離が取れない方や、具体的にどのようなコミュニケーションを取ればよいか分からない方もいることでしょう。
その場合は、カウンセリングも解決のきっかけになります。
「となりのカウンセリング福島」では、毒親とのコミュニケーション方法や、親に左右されない生き方の相談を受け付けております。
自分の人生を大切にし、自立した生活を送るためにも、ぜひお気軽に当カウンセリングへお問い合わせください。
▼ご相談はこちらへ
https://counseling-room.jp/contact
▼となりのカウンセリング