となりのカウンセリング福島の小林です。
今回は「毒親」との距離の取り方についてコラムを書いていきます。
子どもの生活へ過剰に干渉したり、子どもの生き方を支配したりする「毒親」。
毒親のもとで育てられると、自尊心のない大人になってしまったり、社会に適合できなくなってしまったりします。
自分の親が毒親だと気が付いた場合、親から距離を取るようにすることが大切です。
毒親から支配される環境や関わり方を続けてしまうと、自分らしい生活を送ることができなくなってしまいます。
そこでポイントになるのが「距離の取り方」です。
毒親といえども生みの親であり、どのように距離をとるべきか分からない方もいることでしょう。
まずひとつは、毒親のいうことを全て聞き入れないようにすることです。
毒親は、子どもの行動や生活パターンをコントロールしようとします。
子どもが自分のいうことを従順に聞き続ける限り、毒親からの一方的な指摘や命令が続いてしまうでしょう。
自分の意思を持ち、嫌だと思ったことは反発すること。
または、思い切って連絡を無視してしまうことも必要な場合があります。
抵抗感のある方もいるかもしれませんが、自分の心と生活を大切にするためにも、言うべきことは言うようにしましょう。
もうひとつは、親に依存や期待をしないこと、つまり「自立すること」です。
親から「生かされている」状況では、毒親の言うことを受け入れるしかありません。
衣食住をなるべく自立し、親から物理的に距離をとって生活することが大切です。
また、毒親が「変わってくれる」と期待するのもやめましょう。
毒親はあなたの考えではなく、自分の考えや希望を強要してしまいます。
その考え方は、あなたが変えようとしたり、変わるのを待っていてもどうにもならないものです。
あなた自身が考え方を変え、自立した生き方をするようになったとき、はじめて毒親の考え方も変わるかもしれません。
親に期待するのではなく、自分が変わることで親を変える心づもりで生活してみてください。
これまでずっと毒親の言うことを聞いてきた方は、意見を言ったり、距離を取ったりすることに抵抗感を覚えるかもしれません。
しかし、自分の人生を大切にするためには、毒親からの支配から逃れる生き方に挑戦することも必要です。
「どのように距離を取ればわからない」「毒親に反発されそうで怖い」
このような方は、ぜひ一度「となりのカウンセリング福島」へご相談ください。
当カウンセリングでは、毒親からの離れ方をはじめ、自分らしく生きていくためのアドバイスやサポートをさせていただいております。
お悩みの方は、お気軽にお問い合わせくださいね。
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