石巻市で夫婦カウンセリングをしております、となりのカウンセリング石巻の佐々木里栄です。
「最近、夫の態度がそっけない気がする」
「会話はあるけど、気持ちがこもっていないように感じる」
そうした日常の中で、❝もう愛されてないのかも❞と感じる瞬間は、決して珍しいことではありません。
その気持ちの奥には、すれ違いや思い込みが隠れていることもあります。
愛されていない=嫌われた、ではない
夫が以前のように気遣ってくれない、記念日を忘れるようになった、反応が淡白になった——。
それは確かに変化ですが、必ずしも❝愛情が冷めた❞ということではありません。
・男性は“言葉で愛を示す”ことが苦手な人も多い
・慣れが「配慮の省略」につながることがある
・仕事やストレスなど、内面の余裕が影響している場合もある
❝愛されてない❞という感覚の背景には、コミュニケーションの形の変化が潜んでいるのです。
❝夫からの愛❞を感じづらくなる要因
以下のような状態が続くと、愛情が“伝わっていない”ように思えてしまいます。
・会話が業務的になっている
・自分から求めることを遠慮してしまっている
・感情を共有しないまま、日々が流れてしまっている
こうした状態が続くと、❝愛情を試すような行動❞を取りがちですが、それはかえって距離を広げてしまうことにもつながります。
すれ違いを修復するには?
❝もう愛されてないのかも❞という感情は、“関係を立て直したい”という想いの表れでもあります。
・「愛されていた頃」と今の違いを書き出してみる
・「夫に求めたいこと」を言葉にして整理してみる
・感情を一人で抱え込まず、第三者(専門家)に相談する
特にカウンセリングでは、自分のニーズや本当の不安を言語化することで、今後の行動が明確になります。
見えない愛を“なかったこと”にしないために
❝夫からもう愛されてないのかも❞と感じる気持ちは、あなたの中の大切な感情です。
でも、「愛がなくなった」と決めつけてしまう前に、感じようとすること、伝えようとすることが大切です。
見えづらくなった愛情にも、形を変えて存在していることがあります。
❝もう一度、つながりを築こうとすること❞が、関係の再出発につながるのです。