不登校児の学校に行きたくない心理①

となりのカウンセリング郡山の菅野です。

本日から「不登校児の学校に行きたくない心理」について解説していきます。

お子様が学校へ行きたくないのはなぜなのか、どのような心理背景があって不登校が続いているのかを理解するのに、お役立ていただけますと幸いです。

 

不登校の子供は、さまざまな理由や背景から「学校へ行きたくない」と感じています。

「いじめられる」「勉強がうまくできない」「人と話すのがつらい」「気力が湧かない」など。

 

理由はさまざまですが、その根幹には「不安」や「孤独」「自信の無さや劣等感」があることが多いです。

今回は、このうちの「不安」について詳しく見ていきます。

 

学校生活で感じる「不安」は、集団の中に身を置くにあたって、自分が「傷つくのではないか」という考えから生まれています。

 

たとえば、成績が良くないことや、運動ができないことで周囲からバカにされる、外見や性格、喋り方などを指摘されるなど、嫌な思いをしたり傷ついたりすることに不安を感じているのです。

 

この「不安」という心理は、人の欲求の5段階層のうち「安全の欲求」が満たされていないことから生まれます。

欲求の5段階層は「生理的欲求」「安全の欲求」「愛・所属の欲求」「自尊欲求」「自己実現の欲求」の5つからなり、生理的欲求から順に満たされていきます。

 

自分が傷つくかもしれない、または傷ついたことのある環境に身を置くこと=安全ではない状況にいくことが億劫となっているため、学校へ行きたいと思えなくなっているのです。

 

不安が原因で不登校になっている場合、心を休めるための十分な休息と、不安を感じるようになったもとの出来事に対する捉え方や考え方を変えることが必要となります。

 

となりのカウンセリングでは不登校の子供一人ひとりに寄り添い、不安を解消するための手助けを提供しております。

お子さんがなかなか学校へ行きたがらない場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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