仙台のカウンセリング|境界性パーソナリティ障害の妻②

境界性パーソナリティ障害をお持つ奥さまへのカウンセリングをしている、

仙台メンタルハートフルラボです。    

強い感情に直面すると、相手を支えたい気持ちと同時に、自分の心が疲れてしまうことがあります。 

「彼女を理解してあげなきゃ!」と頑張りすぎると、気づかないうちに心身ともに消耗してしまうのです。 

大切な人を思うからこそ、まずは自分を守ることが欠かせません。 

自分を守るために必要なのは「境界線」を持つことです。 

これは冷たくすることではなく、自分の気持ちや生活を大切にするための線引きです。 

たとえば、夜中に何度も連絡が来る場合、「明日早いから、また朝話そうね。」と伝える。 

疲れているときには「今日は休ませてほしい。」と正直に言う。 

そうした小さな工夫が、自分を守りながら関係を続ける力になります。 

もう一つ大切なのは「解決を急がないこと」です。 

感情の波が落ち着くのを待つことも立派な対応です。 

すぐに解決しようとして言い合いになるよりも、「落ち着いたらまた話そう」と

伝えるほうが関係を壊さずに済むことがあります。 

そして忘れてはいけないのは、自分を守ることに罪悪感を持たないことです。 

彼女を思いやるあまり、自分を優先することを「冷たいこと」と感じてしまう人も少なくありません。 

しかし、本当に健やかな関係を築くためには、支える側の心の余裕が欠かせません。 

彼女を大切に思う気持ちと自分を大切にする気持ち。   

その両方を守ることで、長く安定した関係を築くことができます。 

無理をしない自分のスタンスこそが、結果的に彼女を支える力になるのです。

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