離婚がもたらす子供への影響③

となりのカウンセリング郡山の五十嵐です。

今回も前回に引き続き、離婚が子供に与える影響について解説していきます。

 

前回までは、離婚が子供に与える影響と、離婚するにあたって悪影響を与えないためのポイントをお伝えしました。

 

今回は、離婚後にシングルで子供を育てていくにあたって、子供に悪影響を与えないためにポイントをお伝えしていきます。

 

離婚後、子供と一緒に暮らすことになった親は、離婚による影響を子供に与えない配慮が必要になります。

金銭的な不自由を与えないこと、一人でも二人分以上の愛情を注ぐことなどを思い浮かべる方も多いでしょう。

 

中でも最も気をつけていただきたいのが「子供の気持ちを聞き、尊重すること」です。

特に、離婚した妻や夫に関する気持ちを押さえつけたり、自分の意見を子供に押し付けてはいけません。

 

たとえば、不倫やギャンブルなど、夫婦や家庭にとって良くないパートナーだったとしても、子供にとっては大切な親で、嫌いになれない存在であることもあるのです。

 

そんな大切な人のことを、一緒に暮らしている親が悪く言っていたらどうでしょうか?

子供は心に傷を抱えたり、親に対する不信感や不満を感じたりしてしまうでしょう。

 

自分にとって嫌な相手だとしても、血のつながった親子であり、成長のために必要な存在であることは割り切って考えるようにしましょう。

これはもちろんケースによりますが、面会交流の機会を持つ場合や、養育費を貰っている場合などは、元夫・妻の悪口を子供に言わないように気をつけてください。

 

可能であればですが、元夫・妻との関係も保つとよいでしょう。

離婚後の子供の成長に、元配偶者の存在は大きく影響します。

面会だけでなく、金銭的な支援や子育てに関する悩みの相談など、さまざまな面でサポートしてもらう機会が出てくることもあるのです。

 

どうしようもないケースや、家庭崩壊などがきっかけであれば、元配偶者との縁も切ったほうが良いでしょう。

しかし、夫婦でなくなってからも、良好な関係を築いている親子も存在します。

 

子供の精神的な成長のためにも、元配偶者とも可能な限り親子関係を継続するよう計らうことが、子供を引き取った側の親に求められることがあるのです。

 

これまで紹介してきた内容や、離婚後の子供への関わり方などは、必ずしも全てのケースに当てはまるわけではありません。

家庭ごとに最善の関わり方があり、状況によって対応を変えていかなければならないのです。

 

となりのカウンセリング郡山では、離婚に関する悩みや子供との関わり方などの相談・アドバイスを提供しております。

 

夫婦としてはやっていけない、でも子供のことを考えると悩ましい…

そんなご夫婦は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

ご自身の人生を大切にしつつ、お子さんの成長や将来も大切にできるご家庭を目指すため、お一人で悩まずにカウンセリングへご相談くださいね。

 

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