となりのカウンセリング郡山の菅野です。
今回も「不登校児の学校に行きたくない心理」について解説していきます。
前回までは、「不安」と「安全の欲求」について、また「孤独」と「愛・所属の欲求」について紹介しました。
今回は「自身の無さや劣等感」が「自尊心の欲求」に影響し、不登校になることについて解説していきます。
学校生活において、子供には自分を表現したり、能力を発揮したりする多くの機会があります。
例としてテストの成績や芸術の表現力、運動能力や部活動のスキルなどがありますが、これらは周りの子供との差を感じる機会になることもあるのです。
周りの子供との差や自分に対する自信の無さを感じていると、いわゆる「自己肯定感」や「自尊心」が失われてしまうこともあります。
この状態が続くことで「自尊心の欲求」が満たされなくなり、学校へ行くのに抵抗感が生まれてしまうこともあるのです。
自尊心の欲求は「承認欲求」でもあり、他人に自分を認めてもらいたいという心理に繋がっています。
学校には自分よりも「魅力的だ」「かわいい、かっこいい」「人気がある」と感じる人が多く、自分が人より「劣っている」と感じてしまい、承認欲求が満たされなくなってしまうこともあるでしょう。
この場合、自分が人よりも秀でていると感じられることを見つけたり、人よりもずっと自信があると思えることを身に着けることで改善することがあります。
そのためには、自分の欲求についてよく理解し、自分が得意と思えることを見つける視野の広さを持たなければいけません。
不登校の間は視野が狭まり、自分にも自信を失くしている状態の子が多いため、特技や得意なことを見つけるのが難しいこともあるでしょう。
自分を客観視したり、第3者から見た印象などから、自身のつく物事を見つけられることもあります。
カウンセリングでは不登校のお子さんの「自己理解」を深めるため、一人ひとりの話を詳しく聞くことが可能です。
また、これまでお話した他の欲求や、その他の欲求5段階層についての相談も受け付けています。
不登校に陥ったお子さんの心理を深く理解し、また「学校へ行きたい」と思えるようになるお手伝いをさせていただきます。
お子さんが笑顔で学校に行けるようになったらどうでしょうか?
楽しそうに投稿するようになったら、親御さまも笑顔になれると思いませんか?
となりのカウンセリングでは、不登校に悩むお子さんはもちろん、親御さまの悩みににも寄り添ってカウンセリングいたします。
悩みを抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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