石巻周辺(大崎、古川、登米、栗原、東松島など)で親子関係にお悩みの方、石巻市で親子カウンセリングをしております。
となりのカウンセリング石巻の佐々木里栄です。
子どもから「毒親」と言われたことに、深く傷ついている母親は少なくありません。
一生懸命に育ててきたはずなのに、全てを否定されたような感覚になり、どうすればよいのか分からなくなり、カウンセリングにいらっしゃる方もいます。
ここで理解しておきたいのは、「毒親」と言うのは年齢やタイミングによって背景や意味合いが少し異なるということです。
未成年の子どもから「毒親」と言われた場合、特に思春期の子どもは、親への反抗心や自己主張が強くなる時期でもあります。
そのため「毒親」という言葉を感情のままぶつけることもありますが、それは「もっとわかってほしい」というメッセージでもあるのです。
そして成人してから「毒親」と言われる場合は、それは単なる恨みや攻撃ではなく、親との関係を一度見直し、自分の考えや価値観を大切にしたいと願っているのです。
親の価値観や期待から無意識に影響を受けていたことに気づき、「もう縛られたくない」「これからは自分の軸で生きたい」と願う気持ちが、その言葉に込められています。
言葉は強くても、心の奥には「わかってほしい」「知ってほしい」という切実な気持ちが潜んでいるのです。
大切なのは、今からどう向き合うかです。
当カウンセリングルームでは、子どもとの向き合い方や、子どもの気持ちを理解していくための方法について、カウンセリングのほか、ワークや心理的トレーニングなどを行っております。
また、親自身の感情のコントロール法や、子どもに依存しすぎない関わり方を身につけるためのサポートも行っています。
子どもの気持ちを受け止め、「そう感じていたんだね」と伝えるだけでも関係修復の一歩になります。
時間はかかるかもしれませんが、❝分かろうとする姿勢❞が信頼の土台になります。
子どもが「毒親」と口にしたのは、母親との関係をあきらめたのではなく、本当は伝えたかったことがあるからかもしれません。
過去を責めるより、これからの子供との関係に目を向けることが、親子のつながりを少しずつ変えていく力になるのです😊
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