石巻市で夫婦カウンセリングをしております、となりのカウンセリング石巻の佐々木里栄です。
前回は、離婚を切り出されやすい妻の特徴として「愚痴や不満を日常的に話すこと」についてお伝えしました。
突然に見える離婚宣告の裏には、夫が❝長年積み重ねてきた我慢❞があります。
今回は、夫婦間の会話の❝質❞に注目して【離婚宣告される妻の特徴②】についてお伝えします。
会話が報告・指示・注意ばかりになっている
「ちゃんと電気消してって言ってるでしょ」
「このゴミ、昨日も出し忘れたよね」
「今日は何時に帰ってくるの?」
このような会話が日常的になっていませんか?
夫婦のやり取りが❝報告・指示・注意❞ばかりになっていると、パートナーは家庭に居場所を感じにくくなります。
結婚当初は他愛ない会話や笑顔があったはずなのに、気づけば生活の連絡や注意ばかりになっている。
その状態が長く続くと、夫の気持ちは少しずつ冷めていきます。
「俺はただの便利な存在なのか」と感じ始める
夫は、「頼られている」というより、「管理されている」と感じるようになります。
「家に帰っても注意ばかりされるなら、帰らない方がマシ」
そんな気持ちが芽生えてくるのです。
実際、「妻との会話が楽しくない」と感じている夫ほど、心の距離が離れていきやすい傾向があります。
気づいたときには「もう無理」と思われていることも
妻に悪気がなかったとしても、言い方や伝え方が一方的だった場合、夫の心には確実に❝不満❞が蓄積されています。
そしてある日突然、「もう無理だ」「限界だ」と離婚を切り出されるのです。
夫婦関係において、「何を言ったか」よりも「どう言ったか」が大きな意味を持ちます。
まずは会話の“温度”を取り戻すことが大切
報告や注意も、言い方ひとつで柔らかくなります。
「今日はちょっと疲れてるみたいだね。電気、また今度でいいよ」
「おかえり。帰ってきてくれて嬉しいな」
そんな一言が、❝夫の心の温度❞を少しずつ取り戻してくれます。
冷えきった関係も、小さな変化の積み重ねで変わっていく可能性があります。
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