夫へ依存してしまう心理

 

となりのカウンセリング仙台の小林です。

本日は「なぜ夫に依存してしまうのか」悩んでいる方に向け、その心理について解説していきたいと思います。

 

「夫のいない生活が考えられなくて…」

カウンセリング中にこのようなお言葉を聞くことがあります。

 

旦那さんがいない生活を考えられず、たとえ浮気や不倫をされて傷ついたとしても、離婚する道を選ぶことができない方。

旦那さんに出張が多かったり、休みの日に予定が合わないだけで不安定になったりする方。

 

そんな風に「旦那さんから自立できない」生活になってしまう奥さまも少なくないのです。

 

では、なぜそのような「旦那さんへの依存」が生じてしまうのか。

カウンセリングに来られる方の性格や気質、過去の経験などをお伺いすると、以下のような特徴をお持ちの方が多いのです。

 

・昔から友人が少ない(必要ないと感じている)

・旦那さんを束縛してしまう

・旦那さんへ尽くすのが幸せと感じる

・自分の考えや行動に自信がない

・家計の収入が旦那さんの稼ぎのみである

・過去に彼氏や前夫から離れられている

 

このような「自己肯定感の低さ」「経済状況の不安」「旦那さんから見捨てられることへの恐怖」などが、旦那さんへの依存をつくりあげていることがあります。

 

もっと深くまで読み解くと、この時の心理としては

 

・旦那さんがいないと寂しい(愛情の欲求)

・旦那さんを自分のものにしておきたい(支配の欲求)

・旦那さんがいないと経済的に生きていけない(安全の欲求)

・自分が妻として認められていたい(自尊心の欲求)

 

と、いうように捉えられます。

つまるところ、旦那さんに依存することで自分の中の「欲求」を満たし、無意識に「安心」を手に入れようとしているのです。

 

これらの欲求を持っていることは、決して悪いことではありません。

欲求は誰もが持っているものであり、生きていくうえで必要なものです。

 

しかし「旦那さんがいなければ生きていけない」という状態は、自分らしく生きていくための選択肢を狭めてしまう恐れがあります。

 

旦那さんに依存しなくても済む生活を手に入れられれば、自分のしたいことをする生活が手に入り、旦那さんに与えるプレッシャーも少なくなるでしょう。

 

そのためにも、自分の欲求の正体や、旦那さんに依存している現状について、ご自身で細かく理解することが大切です。

 

旦那さんへの依存をやめたい、自分らしく生活したい、依存による夫婦関係の悪化を解決したいという方は、ぜひカウンセリングへご相談ください。

 

ご自身の理解を深め、旦那さんに依存しない生き方を身に着けられるよう、一緒に取り組んでみませんか?

 

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