石巻市で夫婦カウンセリングをしております、となりのカウンセリング石巻の佐々木里栄です。
浮気がばれた旦那様が最初に口にしがちな言葉、それが「もう浮気はしない」。
しかしこの言葉、奥様にとってはむしろ逆効果である場合が少なくありません。
なぜ「もう浮気はしない」が妻の心に響かないのか?
浮気は奥様にとって裏切りであり、深い傷です。その傷に対して「もう浮気はしない」とだけ言われても、❝何がどう変わるのか❞が見えません。
なぜならそれはただの『言葉』であり、❝確証も根拠もない宣言❞に聞こえてしまうからです。
裏切られた妻が本当に欲しているのは、「もう浮気しない」といった口約束ではなく、心から納得できる説明と、目に見える変化です。
「また繰り返されるかも」「なぜ浮気したのか説明がない」と感じるため、夫の言葉は信頼の回復につながらないのです。
むしろ、「とりあえず謝っておこう」「口先だけ」と受け取られ、妻の怒りや不信感を増幅させてしまいます。
妻の心に渦巻く「なぜ?」
浮気された妻の多くは、「どうして?」という気持ちに苦しみ続けています。その問いは一つではなく、いくつもの❝なぜ❞が複雑に絡み合っています。
- なぜ浮気したのか?
- なぜ我慢できなかったのか?
- なぜ裏切りだと思わなかったのか?
- どうして隠していたのか?
- 私のことは頭に浮かばなかったのか?
- なぜ、あの人だったのか?
こうした問いの裏には、「自分が軽んじられていたのではないか」「家族をどう思っていたのか」という深い疑問と悲しみが湧いてくるのです。
「口で謝れば終わる」と思われることが最もつらい
多くの奥様にとって、浮気が明るみに出たあとの旦那様の態度は、その後の信頼関係を左右する重要なポイントです。
だからこそ、「もうしないって言ってるじゃないか」と言われた瞬間、「また私の気持ちを理解しようとしてくれていない」と深く傷つきます。
妻が知りたいのは、❝夫の気持ち❞ではなく、❝夫の理解と覚悟❞です。その姿勢が伝わらないかぎり、心の溝は埋まりません。
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