郡山で夫婦カウンセリングをしております、となりのカウンセリング郡山の井丸です。
【夫婦の未来を決めるのは、問題の大きさではなく 「向いている方向」Vol1】
今日もこの場所へ来てくださってありがとうございます。
夫婦関係や大切な方とのパートナーシップがうまくいかないとき、私たちはつい
「どちらが正しいか」「どちらが間違っているか」に意識を向けてしまいがちです。
でも、関係の行方に左右するのは、問題の大きさでも、価値観の差そのものでもないのかもしれません。
二人の“心のベクトル”がどちらを向いているか‥・
そこにこそ、絆の中心があるように感じます。
たとえ今、衝突が多かったとしても、すれ違いが重なっていたとしても、
「この人とどうありたいか」という未来への視点を二人が見つめられているなら、
関係は驚くほど立て直す力を取り戻します。
これは「未来共有」という概念として呼ばれることがあります。
夫婦が安心してつながるための重要な基盤とされています。
「私はどうしたい?」から、「私たちはどうしたい?」という視点への変換が大切になってきます。
もちろん、価値観の違いは多かれ少なかれ、なくなりません。
自分以外の相手の生き方、過去の経験、感情のクセは簡単には変わらないものだと感じます。
逆に自分が変えてあげようとコントロールしようとすればするほど、
また本来の方向ではない違った方向に行ってしまう可能性がありますよね。
だからこそ大切なのは、違いの中に“共通の未来”という小さな灯をともすこと。
その灯があるだけで、言葉のトーンはやわらぎ、相手を理解しようとする姿勢が自然と育ちます。
夫婦は、同じ方向を向く瞬間があるだけで変わりはじめます。
「この関係を大切にしたい」
「もっと話せるようになりたい」
「この人と一緒に歳を重ねたい」
「こんな未来を一緒に創りたい」
そんな未来への視点が、傷ついた心をゆっくりと結び直します。
もし今、あなたが関係の行き詰まりで苦しくても、遅すぎることはありません。
方向さえそろえば、夫婦は何度でも再スタートできます。
カウンセリングは、その“未来の灯”を一緒に見つけ、そっと守る場所です。
あなたの歩幅で、大丈夫です。
今日も心のどこかが少しあたたかくなりますように。
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