事例 | モラハラ夫婦(29歳 女性 会社員)

私は29歳の女性で、会社員として働いています。長い間、夫のモラハラに悩まされており、「旦那のモラハラが許せない」「心無い発言や態度で毎日悩まされている」と感じながら生活していました。夫の厳しい言葉や冷たい態度に傷つき、精神的に追い詰められる日々が続き、このままでは自分が壊れてしまうと思い、カウンセリングを受けることを決意しました。

予約の電話をしたとき、私は夫に対する怒りと不満でいっぱいでした。カウンセリングの初日、カウンセラーさんは非常に親身になって私の話を聞いてくれました。私は夫のモラハラについて、そしてそれによって感じている苦しさや辛さを率直に話しました。カウンセラーさんは私の話を否定せず、共感しながら丁寧に質問をしてくれました。その優しい態度に触れることで、次第に自分の気持ちをもっと話しても大丈夫だと思えるようになりました。

カウンセリングが進むにつれて、カウンセラーさんは私が感じている問題の根本について一緒に考えてくれました。そして、ある時、カウンセラーさんと話している中で、自分も夫に対してモラハラをしてしまっていたのではないかという思いに至り、正直ショックを受けました。それまで私は、夫の言動ばかりを問題視しており、自分自身の行動や言葉についてはほとんど考えていませんでした。しかし、カウンセラーさんの指摘を受け、自分の言動について振り返ることで、私もまた夫に対して厳しい言葉や冷たい態度を取っていたことに気付きました。

その日を境に、夫に対する見え方や考え方が変わっていきました。これまで夫のモラハラに対して怒りや不満ばかりを抱いていましたが、自分もまた夫に対して同じような態度を取っていたことを反省し、少しずつ夫に対する理解を深めるようになりました。カウンセラーさんの助けを借りて、私は夫婦の問題についてもっと広い視点で考えるようになり、お互いにとって良い関係を築くための努力を始めました。

カウンセリングを通じて、私は夫婦関係だけでなく、自分自身の自己肯定感の低さにもアプローチしてもらいました。これまで私は、自分自身を大切にすることを忘れ、夫の言動に一喜一憂していました。しかし、カウンセラーさんは、自己肯定感を高めることの重要性を教えてくれました。具体的には、毎日少しずつ自分の良いところや感謝できることを見つけ、それを記録することで自己肯定感を高める方法を学びました。

また、カウンセリングを通じて「夫婦間のコミュニケーションの改善方法」も学びました。カウンセラーさんは、感情的に話すのではなく、冷静で具体的なアプローチを取ることが効果的だと教えてくれました。また、夫の話をしっかりと聞き、共感を示すことで、夫も少しずつ自分の気持ちを話してくれるようになりました。これにより、私たちのコミュニケーションの質が向上し、夫婦関係が改善されました。

カウンセリングを受けることで、私は自分自身の感情や行動について深く理解することができました。カウンセラーさんの助けを借りて、自分の感情を素直に受け入れることの重要性を学び、少しずつ心の平穏を取り戻すことができました。また、自己ケアの重要性を学び、自分自身を労わることで、心身の健康を保つことができるようになりました。

もし、同じように夫のモラハラや夫婦関係で悩んでいる方がいるならば、カウンセリングを受けることを強くお勧めします。プロの助けを借りることで、自分自身を理解し、問題に対処するための具体的な方法を見つけることができます。カウンセリングは、自分自身を癒し、夫婦関係を再構築するための大きな助けとなるでしょう。そして、カウンセラーの優しさとサポートが、あなたの人生に新たな光をもたらしてくれるはずです。

今では、カウンセリングを受ける前よりも自分自身を理解し、心の健康を大切にすることができるようになりました。夫との関係においても、カウンセリングで学んだ知識や方法を活用することで、ストレスを感じることが少なくなり、より良好な関係を築くことができるようになりました。また、夫に対しても少しずつ共感を持つことで、夫婦関係が改善され、より深い絆を感じることができました。