夫婦カウンセリングをしている、仙台メンタルハートフルラボです。
大人になってから見える行動や言葉の背景には、育ってきた家庭環境が深く影響していることがあります。
今、夫の言動に傷ついたり戸惑ったりしているあなたは、「どうしてこんな態度をとるのだろう?」
と悩むこともあるかもしれません。
そのヒントの一部は、実は幼い頃の経験の中に隠れていることがあります。
たとえば、子どもの頃に安心して感情を出せない家庭で育った人は、自分の気持ちを素直に表すことが苦手になりやすいです。
涙を見せると叱られたり、本音を言うと否定されたり、そういった経験が続くと、
気持ちを出すより「強く見せること」が身を守る術になってしまいます。
その結果、大人になってからも弱さや不安を見せられず、強い態度や攻撃的な態度で自分を守ろうとすることがあります。
さらに、褒められるより失敗ばかり指摘される家庭だった人は、自分の価値を「完璧さ」に求めてしまいがちです。
わずかなミスにも強い不安を感じ、自分の弱さを見せたくないあまり、相手に厳しく当たってしまうこともあります。
もちろん、家庭環境がすべてを決めるわけではありませんし、「こう育った人は必ずこうなる」という決まりもありません。
ただ、その背景を知ることで、あなたの心が少し軽くなることがあります。
ただし、相手の背景を理解することと、相手の行動を我慢し続けることは別の話です。
あなたの心が安心できる距離感や対応の仕方を見つけることが、これからの生活を守る大切な一歩になります。
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