郡山のカウンセリング|パワハラ上司が心に抱く不安②

郡山でカウンセリングをしている、となりのカウンセリング郡山です。

パワハラ上司の大きな不安は、失敗や周りからの評価にとても敏感であることが原因の1つです。 

上司という立場は責任が重く、ちょっとしたミスでさえ「無能だと思われるのではないか」という恐れにつながります。 

その奥には、「自分の存在を認めてもらいたい」「価値ある人間だと思われたい」という、

人なら誰しもが大なり小なり持っている自然な欲求が隠れています。 

部下を厳しく叱ったり強く管理したりするのは、その不安を和らげ、自分の立場を守ろうとする行動の1つなのです。 

また、上司は周囲に弱音を吐きづらく、孤独を抱えやすい立場でもあります。 

「人とのつながりを感じたい」という心の欲求が満たされにくいため、不安やストレスを抱え込みやすくなります。 

その結果、部下に理不尽な要求を突きつけてしまうこともあるでしょう。 

さらに、未来に対する漠然とした恐れを感じている場合も少なくありません。 

「このまま評価されなければどうなるのか」「部下に裏切られるのではないか」といった不安です。 

こうした思いが積み重なり、パワハラはエスカレートして職場に強い緊張感が漂います。 

しかし、パワハラをする背景を知ることで、「上司の攻撃は自分の価値を否定しているのではなく、

不安の裏返しなのだ」と受け取りやすくなるでしょう。 

こうした心理は決して正当化できるものではありませんが、パワハラ上司が心に抱く不安を知ることで、

心の距離をとりながら関わるヒントが見えてきますよ。 

 

 

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