仙台で離婚カウンセリングをしている、仙台カウンセリングラボです。
離婚は大きな出来事ですが、子どもにとっても同じように大きな変化です。
どんなに親が配慮していても、子どもは戸惑いや不安を抱えることがあります。
ただし、環境の変化を目の前にして、自然な反応をしているだけ。
まずはそこを理解してあげることが大切です。
離婚時に多く見られるのは、気持ちの揺れやすさです。
急に甘えてきたり、反対に距離を取りたがったり、「平気そうに見えるのに一人になったとき泣いてしまう」
といった表現の仕方をする場合もあります。
こうした反応は、子ども自身が状況を理解しようとしながら、心のバランスを保つために起こるごく自然なものです。
また、自分を責めてしまう子もいます。
「僕のせい?」「私がもっといい子だったら…。」という考えは、特に敏感な子に現れやすく、
大人の想像以上に深いところで心を締めつけてしまいます。
これは幼いほど現実と感情の境界が曖昧になりやすく、起きた出来事の理由を「自分のせい」として結びつけてしまうためです。
もう1つ多いのが、先の見えない不安です。
「これからどうなるの?」「お父さん(お母さん)にはいつ会える?」といった未来への心配は、大人以上に大きく感じられます。
こうした反応はどれも、子どもが不安や変化を抱えた時に自然に起こる心の動きです。
「この子は弱いからではなく、それほどまでに大切なことを受け止めようとしているんだ」と理解してあげることが、
最初の大きな支えになります。
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