福島で夫婦カウンセリングをしている、となりのカウンセリング福島です。
DVを受けていると、相手の言葉や態度に巻き込まれ、怒りや悲しみが一気に押し寄せてき ますよね。
その渦に入ってしまうと、とても苦しくて冷静でいられなくなります。
そんなときに役に立つのが、
「少し外から自分を見る視点」を持つこと。
たとえば、相手が怒鳴っている場面で「今、夫の声が大きくなった」と心の中でつぶやいて みるのです。
あるいは「眉間にしわが寄っているな」「テーブルを強く叩いた」と実況中継してみるのも よいでしょう。
ポイントは、「怖い」「つらい」と感情で受け止めるのではなく、
ただ出来事を言葉にして 観察すること。
すると不思議なことに、感情の波にのみ込まれにくくなるんです。
まるで、客席から舞台を見ているように、ほんの少しだけDV夫と距離がとれますよ。
これは相手を落ち着かせるためではなく、あなたの心を守るための手段です。
感情をそのままぶつけると、余計に状況が悪化してしまう場合があります。
しかし、観察者モードに入れば、衝動的な言葉や行動を避けられるんです。
DV夫を冷静に観察するための練習は、日常の中でもできます。
電車で周りの人を見ながら「今、隣の人が立ち上がった」とつぶやいたり、
スーパーで「店 員さんがかごを片づけている」と実況してみたりしましょう。
そんな小さな場面から試してみると、いざという時にも自然に対応できるようになります。
これは、DVにあった時に心を落ち着かせるためにできる「小さな工夫」です。
▼ご相談はこちらへ
▼となりのカウンセリング