不登校児の学校に行きたくない心理②

となりのカウンセリング郡山の菅野です。

本日も前回に引き続き「不登校児の学校に行きたくない心理」について解説していきます。

 

前回は「安全の欲求」が満たされないことで「不安」に陥り、学校へ行きたくなくなってしまうことを紹介しました。

 

今回は「孤独」を感じている子供が不登校になることについて紹介していきます。

 

人間の欲求には「愛・所属の欲求」があることを前回ご紹介しました。

この欲求は、自分が誰かに「愛されている」と感じたり、自分が特定の集団の中へ「所属している」という仲間意識を感じることで満たされます。

 

学校生活においても、子供同士でグループを作るのは当たり前のように行われています。

仲の良い友達や部活仲間、委員会やクラス内の「班」のようなグループなど、さまざまな場所に所属します。

また、いわゆる「親友」のように、特定の個人と親密になることもあるでしょう。

 

このように、人に自分のことを「必要だ」と思って貰えたり、複数の人で作られる場所に自分も所属することで安心を得られる状態が「愛・所属の欲求が満たされている」ということになります。

 

この欲求が満たされない、または満たされないのではないかと考えてしまうことで、不登校に陥ってしまう子供もいるのです。

 

特定のグループに所属するのが苦手な子供や、交友関係がうまく築けない子供は、コミュニケーションに難を抱えている場合があります。

また、発達障害のグレーゾーンや、いわゆるHSPの気質を持っている場合にも、他人との交流が上手くいかず欲求が満たされないこともあるでしょう。

 

この場合、人とのコミュニケーションが上手く行なえるようになることや、自分の気質に気づき、生活しやすい環境を理解することで、欲求が満たされ学校へ行けるようになることがあります。

 

カウンセリングでは、不登校の子供の気質やコミュニケーションの難点を読み解き、学校生活を楽しくするためのアドバイスをすることが可能です。

 

少しでも気になる方、お子さんの気質に悩む方は、ぜひお気軽にとなりのカウンセリングへお問い合わせください。

 

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