ミスが続く部下を見ると、どう接していいのかわからなくなることがありますよね。
上司としての責任やプレッシャーを感じるほど、「自分の指導が悪いのかな?」と
落ち込んでしまうこともあると思います。
でも、部下のミスは必ずしも上司のせいではありませんし、あなたの努力不足でもありません。
ミスが続く背景には、能力の問題だけでなく、やり方の癖や焦りによる判断能力の低下が関係していることが少なくありません。
だからこそ大切なのは、「ミスが起きにくい流れを一緒につくる」という視点です。
ミスを指摘するときは、「どこがダメだったか?」よりも「次はどうすればいいか?」に視点を移すことが大切です。
ミスをした直後は誰でも気持ちが沈みやすく、自信を失いがち…。
その状態で責められると、緊張が増してさらにミスを呼んでしまうこともあります。
そして何より大切なのは、「できている部分に気づいて声をかけること」です。
人間は、注意よりも認められる経験で意欲が自然と高まります。
「丁寧に取り組んでくれていたね!」「前よりスムーズだったよ。」といった一言は、部下にとって大きな支えになります。
ミスを減らすためのマネジメントは、完璧に指導することではありません。
あなたが無理をせず、部下と一緒に「ミスをせずにできる流れ」をつくっていくことが大切です。
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