他人を気にしてしまう脳内の仕組み

福島でカウンセリングをしている佐々木です☺

「外出先や仕事中など、さまざまな人の目がある場所で緊張してしまう」
「自分が他人からどう思われているかいつも不安になる」
自分が人からどう思われてるか、どんな見方をされているかに悩む人は多いです。
常に心が落ち着かず、仕事に集中できなかったり、外出するだけでどっと疲れたりなど
生きづらさを感じてしまう方もいるでしょう。
他人を気にしすぎてしまう方は、脳の「扁桃体」と呼ばれる部位が暴走してしまっている可
能性があります。
扁桃体は「不安」や「緊張」「恐怖」などの感情と関わる脳の部位です。
見たものや置かれている状況に対して扁桃体が反応すると、コルチゾールやノルアドレナリ
ンなど、身体を緊張させる「ストレスホルモン」が分泌されてしまいます。
これらの作用により、心拍数が上がったり身体が強張ったりして、不安や恐怖を感じてしま
うのです。
他人の目を気にしてしまう方は、人に見られることや、人前で何かを行うことが「嫌なこと
」と記憶されており、扁桃体が過剰に反応している場合があります。
過去の失敗や怒られた経験、人から見下されたり悪口を言われたことなど…
人=不安・恐怖と結びついてしまっているため、常に他人を気にしてしまうようになるので
す。
扁桃体の活動は前頭葉、特に「前頭前野」が抑制し、過度な緊張状態や不安な感情にならな
いようにしています。
前頭前野を活性化させることで、不安や緊張を和らげることが可能になるのです。
前頭前野は、人とのコミュニケーションや瞑想などにより、効果的に活性化することが可能
です。
自分が心地よく会話できる人とよく話すようにしたり、静かに集中力を高める瞑想を行うこ
とで、扁桃体の過剰な活動を抑えられるようになっていきます。
また、心理学の側面からは「認知行動療法」も、不安や恐怖を処理できるようになる方法の
ひとつです。
過去の嫌だった記憶や経験の捉え方が修正できれば、扁桃体との結びつきも和らげられます

他人を気にする気持ちは、脳から変えていくことが大切です。
今よりも自分らしく生活できるように、ぜひ脳の働きを学んでみてくださいね。

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