DVはなぜ改善できるのか?①

福島でカウンセリングをしている、となりのカウンセリング福島です。

DVを繰り返してしまう人の多くは、

・怒りを相手にぶつけないと気持ちが収まらない

・力で従わせなければ関係は成り立たない

といった思い込みを抱えています。

これらの考えは、過去の経験や環境から作られたものであり、

本人は当たり前のこととして 捉えている場合が少なくありません。

しかし実際には、暴力に頼らなくても気持ちを表現し、相手と向き合う方法はいくらでも存 在します。

暴力は決して生まれつきの性質ではなく、環境や経験の中で身についた「行動の習慣」にす ぎません。

幼少期に暴力的な環境で育ったり、感情の扱い方を学ぶ機会がなかったりすると、

暴力が問 題解決の手段として刷り込まれてしまうことがあります。

しかし、習慣である以上、学び直せば改善することは十分に可能です。

具体的な工夫としては、

・自分の気持ちを言葉で伝える

・相手を責める前に、自分の本当の気持ちを探す

・暴力を選ばない自分を思い描いてみる

といった方法があります。

こうした小さな実践を積み重ねることで、

「暴力を使わなくても大丈夫」

「話し合いで解決 できる」という感覚が少しずつ身についていきます。

最初は難しく思えても、練習を重ねるうちに習慣として根づいていくのです。

大切なのは、暴力を「避けられないもの」と考えるのではなく、

「これまで選んできた方法 のひとつにすぎない」と捉え直すことです。

その認識が、DVを改善し、安心できる関係を築いていくための一歩となるでしょう。

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