福島で夫婦カウンセリングしている、となりのカウンセリング福島の小林です。
『僕は妻に危害を加える人間で、自分がいることで家族みんなを不幸にしてしまう。』
と感じている旦那さまのカウンセリングをしていると、
『過去の夫婦関係を振り返った時に、自分は与える側の人間ではなく、妻を疲弊させ、
奪い、依存し、子供っぽくて、 ワガママな人間だ』
このように自己評価をする方がいます。
この考え方を持つと奥さまを精神的に受け入れることが難しくなり、
理想化(妻と幸せになりたい)と脱価値化(自分が妻のもとからいなくなれば) との両極端を揺れ動く
不安感で激しい歪んだ対人様式が形成され、奥さまが夫の極端な2極化に振り回され、
精神的に疲弊する姿が頭に浮かぶからです。
これを手放して別の視座で明るい未来を手に入れる方法をお伝えします。
これは、旦那さまが奥さまに対して、害を与える存在であるという感覚を手放す方法です。
①この考え方になった過去は何か?
自分が妻に危害を与える人間だという『解釈』が生まれた出来事は何か?考えてみてください。
それは、幼少期のご両親の関係でしょうか? ご自身のお父様の言動でしょうか?それ以外のエピソードでしょうか?
②感情によって身体反応がどの様に起こっているか観察する
身体は緊張していませんか? 呼吸は苦しくありませんか? ドキドキしていませんか?
身体に表れている 生理的な反応を言葉にして紙に書いてみましょう。
③うちなる感情を受け入れる
さみしさ かなしさ 孤独感 不安 心配 おそれ これらの感情のうち、どの感情を強く感じていますか?
感じている感情を見つけることができたら、否定せず受け入れてください。
『自分の中に〇〇という感情があるんだな』この定型文の〇〇に当てはまる感情を入れてつぶやいてください。
④状況に対しての今までとは別の『考え方・捉え方』を言葉にして紙に書く
目の前で起きている状況に対しての『考え方・捉え方』は自分でコントロールすることが出来ます。
『父親も母親に暴言を吐いていたから、父の子供である自分も妻に暴言を吐いてしまう。』
⇒
・『俺は父親とは別の人間であり、母親の遺伝子も50%入っているので、父と同じことする理由はどこにもない。』
・『暴言を吐く親の子供は必ず暴言吐いてるわけではない』
⑤心の中にある『毒』とおさらばしましょう
心の中にあるネガティブな思考に意識を向け、④を思いながらみぞおちに意識を向け腹式呼吸をしましょう。
息を吐くときは、内なる『毒』を放出するつもりでおこなってください。
3分間、1吐きする事に自分の中の『毒』が 減っていくイメージでおこなってください。
◯チェックしてみてください
・この考え方になった過去は何か?客観的に見極めましたか?
・感情によって身体反応がどの様に起こっているか観察しましたか?
・うちなる感情を受け入れましたか?
・状況に対しての今までとは別の『考え方・捉え方』を言葉にして紙に書きましたか?
・自分の中にある『毒』とおさらばしましたか?
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